A 社は,取引先企業向け EC サイト(以下,A 社サイトという)をパブリッククラウドに構築中である。A 社サイトには,A 社と契約がある取引先企業がインターネットを経由してアクセスする予定である。

A 社サイトは,ロードバランサー,アプリケーションサーバ及びデータベースから構成されている。A 社サイトの構成を図に示す。アプリケーションサーバは複数の仮想マシンにインストールされ,ロードバランサーはアプリケーションサーバへのリクエストを分散させる。アプリケーションプログラムはステートレスとして設計され,セッションや取引のデータなどの保存にデータベースを用いる。

A 社は,アプリケーションプログラムの軽微な変更を伴うバージョンアップ時に, A 社サイトを停止することなく,アプリケーションプログラムを既存のものから新しいバージョンのものに切り換える手順を検討している。アプリケーションプログラムの切換えに関する要件は次のとおりである。

〔アプリケーションプログラムの切換えに関する要件〕

1. 切換え作業中も A 社サイトが利用できること。

2. 一つのバージョンのアプリケーションプログラムだけがリクエストを受け付けること。

ロードバランサーに備わっているグループ切換機能を利用して,要件を満たすアプリケーションプログラムの切換手順を考える。グループ切換機能とはリクエストの転送先をグループ単位で切り換える機能で,指定した一つのグループに所属する仮想マシンだけにリクエストを転送することができる。グループ切換機能を使って,要件を満たすアプリケーションプログラムの切換えが実現できることを,次の手順で検証することにした。

〔検証の手順〕

(1) グループ 1 とグループ 2 の二つのグループを作成する。

(2) 仮想マシンを新たに起動し,検証用アプリケーションプログラム x をインストールする。

(3) (2)で起動した仮想マシンを停止し,仮想マシンのイメージを作成する。

(4) (3)で作成したイメージを基にした仮想マシンを複数起動する。

(5) (4)で起動した仮想マシンをグループ 1 に所属させる。

(6) リクエストの転送先にグループ 1 を指定する。

(7) 負荷テストツールを使ってリクエストをロードバランサーに送信する。

(8) 仮想マシンを新たに起動し,検証用アプリケーションプログラム y をインストールする。

(9) (8)で起動した仮想マシンを停止し,仮想マシンのイメージを作成する。

(10) (9)で作成したイメージを基にした仮想マシンを(4)と同じ台数だけ起動する。

(11) (10)で起動した仮想マシンをグループ 2 に所属させる。

(12) リクエストの転送先にグループ 2 を指定する。

(13) グループ 1 に所属している仮想マシンを停止する。

(14) (3)で作成したイメージを削除する。

(15) 負荷テストツールの使用を停止する。

(16) 検証用アプリケーションプログラム x と検証用アプリケーションプログラム y のログから手順が要件を満たすことを検証するため,負荷テストツールからの全てのリクエストに対して,正常にレスポンスを返却していること及び要件を満たすための条件の一つである __a__ を確認した。

検証した手順で,アプリケーションプログラムを切換え可能であると確認できた。

追加要件として,切り換え後のアプリケーションプログラムに不具合があった場合速やかに切り戻せることが追加された。このため手順を修正し,再度検証することにした。(16)の後にグループ 1 に切り換えてログを確認する手順を追加し,再び負荷テストツールを使用する。また,切戻しの妨げになるので __b__ の手順を削除することにした。

設問 本文中の __a__ , __b__ に入れる字句の組合せはどれか。

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出典プロフェッショナルデジタルスキル(システム)試験(仮称)科目B サンプル問題 問2

 a 

 b 

(一)

(四)

(一)

(五)

(一)

(六)

(二)

(四)

(二)

(五)

(二)

(六)

(三)

(四)

(三)

(五)

(三)

(六)