バーンダウンチャートによる残作業量の追跡

正解は「ウ」です。 バーンダウンチャート(Burn-down Chart)は、アジャイル開発(スクラムなど)でスプリントやリリースの進捗状況を視覚的に管理・把握するために用いられる折れ線グラフです。 横軸に「時間(日数やスプリント期間)」、縦軸に「残作業の量(ストーリーポイントや残作業時間)」をとり、作業の消化に伴ってグラフの線が右下がりにゼロ(燃え尽きる=Burn-down)に向かって減少していく様子を監視します。理想的な進捗線(計画線)と実績線を比較することで、期日までに作業を完了できるかを迅速に評価できます。 完成した成果物の総量が増加していく様子を右肩上がりの線で表すグラフは「バーンアップチャート(Burn-up Chart)」の説明です。 課題管理票などで残課題の増減を管理することはありますが、バーンダウンチャートの標準的な定義は「残作業量」の消化を追跡するものです。 延べ工数の累積推移を可視化する累積工数曲線(S字カーブなど)の説明であり、バーンダウンチャートではありません。

バーンダウンチャートの使い方として,適切なものはどれか。

出典令和8年度 基本情報技術者試験 科目A 問12
ア
縦軸を完成した成果物の総量,横軸を時間とし,プロジェクトが進むに従って完成した成果物の総量が増加する様子を確認する。
イ
縦軸を残課題の総数,横軸を時間とし,プロジェクトが進むに従って残課題の総量が増減する様子を確認する。
ウ
縦軸を残作業の量,横軸を時間とし,プロジェクトが進むに従って残作業の量が減少する様子を確認する。
エ
縦軸を延べ工数,横軸を時間とし,プロジェクトが進むに従って延べ工数が増加する様子を確認する。