クラウド移行によるサービス可用性の向上幅計算

正解は「エ」です。 サービス可用性は、全サービス提供時間に対する「実際に稼働していた時間」の割合で計算されます。 $$\text{可用性} (\%) = \frac{\text{稼働可能時間}}{\text{サービス提供時間}} \times 100 = \frac{\text{サービス提供時間} - \text{停止時間}}{\text{サービス提供時間}} \times 100$$ 1. 移行前の可用性: サービス提供時間 $$5,000$$ 時間、停止時間 $$100$$ 時間より、 $$\text{移行前可用性} = \frac{5,000 - 100}{5,000} \times 100 = \frac{4,900}{5,000} \times 100 = 98.00\%$$ 2. 移行後の可用性: 停止時間 $$30\text{分} = 0.5\text{時間}$$ より、 $$\text{移行後可用性} = \frac{5,000 - 0.5}{5,000} \times 100 = \frac{4,999.5}{5,000} \times 100 = 99.99\%$$ 3. 向上幅(パーセントポイント): $$99.99\% - 98.00\% = 1.99\text{パーセントポイント}$$ したがって、選択肢エ(1.99)が正解となります。 0.01:計算過程の数値の取り違えによる誤りです。 0.19:桁の位取りの誤りによる計算結果です。 1.40:停止時間の差分計算に誤りがあります。

A 社は,自社のデータセンタでアプリケーションシステムを運用し,顧客にサービスを提供している。現在,アプリケーションシステムの実行環境をクラウドサービスに移行して,サービス可用性を向上させることを検討している。次の条件のとき,サービス可用性は移行後に何パーセントポイント向上するか。ここで,サービス可用性(%)は小数第3 位を切り捨てるものとする。 〔条件〕 ・サービス提供時間は,移行前も移行後も同じで,計画された保守の時間を除き,年間5,000 時間である。 ・移行前は,サービス提供時間内の停止時間が,年間100 時間である。 ・移行後は,サービス提供時間内の停止時間が,年間30 分となる。

出典令和8年度 基本情報技術者試験 科目A 問14
ア
0.01
イ
0.19
ウ
1.40
エ
1.99