仮想記憶におけるスラッシング現象
正解は「イ」です。 仮想記憶方式(ページング方式)において、プロセスの多重度(並行して実行されるプロセスの数)を過度に増やした結果、各プロセスに割り当てられる実主記憶領域(ページ枠)が不足し、ページフォールトが頻発する現象を「スラッシング(Thrashing)」と呼びます。 スラッシングが発生すると、CPUの処理時間の大部分が補助記憶装置との間で行われるページイン/ページアウトの入出力待ちに占有され、システムの処理能力(スループット)および応答速度が極端に低下します。多重度を下げることや主記憶装置を増設することが有効な対策となります。 オーバレイ(Overlay):プログラムを排他的に実行可能な複数のセグメントに分割し、必要に応じて同じ主記憶領域に順次上書きしながらロード・実行するメモリ節約手法です。 メモリコンパクション(Memory Compaction):メモリの動的確保・解放の繰り返しによって生じた不連続な空き領域(フラグメンテーション)を、使用中の領域を一括移動させて連続した大きな空き領域にまとめる処理です。 ロールアウト(Roll-out):優先度の高いタスクを実行するために、優先度の低いタスクのメモリ内容を一時的に補助記憶装置へ退避させる処理です。
仮想記憶の管理方式
スラッシング
デマンドページング
仮想記憶方式のコンピュータシステムにおいて,処理の多重度を増やしたところ,ページイン,ページアウトが多発して,システムの応答速度が急激に遅くなった。このような現象を何というか。
出典
令和8年度 基本情報技術者試験 科目A 問5
ア
オーバレイ
イ
スラッシング
ウ
メモリコンパクション
エ
ロールアウト
【正解・解説】仮想記憶におけるスラッシング現象|令和8基本情報 科目A 問5 | IT資格ラボ