仮想化マシンの縮退運転の条件

まずシステム全体の負荷量を求め、残った物理マシンで均等に分担するものとして不等式を立てます。 現在、物理マシン20台がそれぞれ70%の資源を使っているので、システム全体の総負荷量は $20 \times 70 = 1400$ となります。 物理マシンが停止して残り $x$ 台になったとします。この1400の負荷を残った $x$ 台で均等に分担するので、1台あたりの負荷は $\frac{1400}{x}$ となります。 運用条件(3)より、この1台あたりの負荷が90を超えると縮退運転になるため、次の不等式を立てます。 $$\frac{1400}{x} > 90$$ $$x < \frac{1400}{90} = 15.55...$$ 稼働している台数 $x$ は整数なので、$x$ が15台に減った時点で1台あたりの負荷($1400 \div 15 \approx 93.3\%$)が90%を超えてしまいます。 当初の20台から15台に減ったため、停止した台数は $20 - 15 = 5$ 台です。 よって、正解はエとなります。

仮想化マシン環境を物理マシン 20 台で運用しているシステムがある。次の運用条件のとき、物理マシンが最低何台停止すると縮退運転になるか。

〔運用条件〕
(1) 物理マシンが停止すると、そこで稼働していた仮想マシンは他の全ての物理マシンで均等に稼働させ、使用していた資源も同様に配分する。
(2) 物理マシンが20台のときに使用する資源は、全ての物理マシンにおいて 70% である。
(3) 1 台の物理マシンで使用している資源が90%を超えた場合、システム全体が縮退運転となる。
(4) (1)〜(3) 以外の条件は考慮しなくてよい。

出典基本情報技術者試験 サンプル問題 科目A 問13
ア
2
イ
3
ウ
4
エ
5