マルウェアの動的解析

マルウェアの解析手法には、プログラムを実行せずにファイルを解析する「静的解析」と、 実際に実行して挙動を観察する「動的解析」 の大きく2つがあります。 動的解析では、実環境に影響を与えない隔離された環境(サンドボックスなど)でマルウェアを動作させます。 ア: ハッシュ値を計算して照合するのは、ファイルを実行せずに特定する「静的解析」です。 イ: 「検体をサンドボックス上で実行し、その動作や外部との通信を観測する」ことが動的解析であり、正解です。 ウ: 逆コンパイルしてソースコードや構造を読み解くのは「静的解析(リバースエンジニアリング)」です。 エ: 拡張子とファイルヘッダの内容を比較して偽装を検知するのは、ファイル構成を確認する「静的解析」です。

マルウェアの動的解析に該当するものはどれか。

出典基本情報技術者試験 サンプル問題 科目A 問35
ア
検体のハッシュ値を計算し、オンラインデータベースに登録された既知のマルウェアのハッシュ値のリストと照合してマルウェアを特定する。
イ
検体をサンドボックス上で実行し、その動作や外部との通信を観測する。
ウ
検体をネットワーク上の通信データから抽出し、さらに、逆コンパイルして取得したコードから検体の機能を調べる。
エ
ハードディスク内のファイルの拡張子とファイルヘッダの内容を基に、拡張子が偽装された不正なプログラムファイルを検出する。