k近傍法(k-NN)のアルゴリズム特性

k-NNは学習時には計算を行わず(怠惰学習)、推論時に全データとの距離(ユークリッド距離等)を計算するため、データ数が増えると推論コストが大きくなります。 ア:正解です。訓練データを保持し、クエリ点に対して近傍k個を探索して分類や回帰を行います。 イ:誤りです。明示的な学習フェーズがなく、推論時にデータ数Nに比例した距離計算が必要です。 ウ:誤りです。kを小さくする(極端にはk=1)とノイズに過敏に反応して決定境界が複雑になり、過学習します。 エ:誤りです。高次元になると全点間の距離が均一化する「次元の呪い」の影響を顕著に受けます。

インスタンスベース学習(怠惰学習:Lazy Learning)の代表例であるk近傍法(k-NN)に関する記述として、最も適切なものを1つ選択してください。

出典G検定オリジナル模擬試験
ア
学習フェーズでは訓練データを単に保存しておくだけで明示的なモデル構築を行わず、推論時に入力点と全訓練データとの距離を計算して近傍k個の多数決等で判定する。
イ
事前に複雑な最適化問題を解いて重みパラメータを決定するため、推論時の計算量がデータ数によらず一定である。
ウ
ハイパーパラメータであるkの値を小さくするほど決定境界は滑らかになり、過学習のリスクが低下する。
エ
高次元空間においても「次元の呪い」の影響を全く受けないため、画像データの特徴量直接比較に最適である。