LSTM(Long Short-Term Memory)のゲート構造

HochreiterとSchmidhuberが考案したLSTMは、CEC(定常誤差カルーセル)を発展させたセル状態 C_t を持ち、不要な過去情報を捨てる「忘却ゲート」、新しい情報を足す「入力ゲート」、出力を決める「出力ゲート」で勾配消失を防ぎます。 ア:正解です。セル状態と3つのゲートによる情報の加算・破棄制御が長期記憶を可能にしました。 イ:誤りです。3つのゲート機構こそがLSTMの本質です。 ウ:誤りです。セル状態(Cell State)が主たる記憶の保持経路です。 エ:誤りです。不要な情報を捨てる「忘却ゲート(Forget Gate)」が極めて重要な役割を果たします。

長距離依存関係の学習を可能にしたLSTM(Long Short-Term Memory)の内部構造に関する記述として、最も適切なものを1つ選択してください。

出典G検定オリジナル模擬試験
ア
セル状態(記憶セル)というコンベアベルトのような直線的経路を持ち、忘却ゲート・入力ゲート・出力ゲートの3つのゲートがシグモイド関数を用いて情報の破棄と書き込み、出力を制御する。
イ
ゲート機構を一切持たず、隠れ状態の値を毎回ランダムにリセットすることで長期記憶を保つ。
ウ
セル状態は存在せず、過去のすべての隠れ状態を行列として単純に足し合わせるだけで記憶を保持する。
エ
入力ゲートのみが存在し、一度書き込まれた情報はエピソード終了まで絶対に忘却されない。