独占禁止法とAIアルゴリズムによる価格カルテル

公正取引委員会やOECD等で「アルゴリズム・カルテル」が議論されています。同一の第三者価格決定アルゴリズムへの依存や、AI同士の暗黙の共調(Tacit Collusion)による高止まりが独禁法上の論点となります。 ア:正解です。アルゴリズムを介した実質的な価格協調やカルテルリスクに関する正確な認識です。 イ:誤りです。AIの判断であっても事業者の責任が免責されるわけではありません。 ウ:誤りです。独禁法上問題となるのは自社サービスの不当な優遇(自己優遇:Self-Preferencing)です。 エ:誤りです。ソースコード公開の義務はありません。

AIやアルゴリズムのビジネス利用と競争政策(独占禁止法)に関する記述として、最も適切なものを1つ選択してください。

出典G検定オリジナル模擬試験
ア
競合他社同士が人間同士で直接合意していなくても、共通の動的価格設定(ダイナミック・プライシング)アルゴリズムを採用したり、アルゴリズム間で価格を同調させる協調関係を築いた場合、不当な取引制限(カルテル)として問題となる可能性がある。
イ
価格設定をすべてAIに任せている場合、独占禁止法の規制対象外となり違法性は一切問われない。
ウ
巨大プラットフォーム企業が自社のAI検索サービスにおいて、競合他社の商品を上位表示し、自社商品を最下位に落とす行為が優越的地位の濫用となる。
エ
競争政策上、アルゴリズムのソースコードは必ず全人類にオープンソースとして無償公開しなければならない。