IT資格用語解説応用情報技術者試験・OSのセキュリティ
MAC(Mandatory Access Control:強制アクセス制御)
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用語解説
MAC(強制アクセス制御)は、データの所有者の意思ではなく、システムが決めたセキュリティの方針に従って、アクセスを強制的に制御する方式です。
■ 試験で押さえるポイント
利用者(主体)とファイル(対象)に機密レベルなどのラベルを付け、ラベルの組合せで許可を判断します。
所有者でも、権限をほかの人に勝手に渡すことはできません。
代表的なモデルのBell-LaPadulaモデルは、上のレベルを読むこと(No Read Up)と、下のレベルに書くこと(No Write Down)を禁止します。
方式 | アクセス権を決める者 | 特徴 |
|---|---|---|
DAC(任意アクセス制御) | 資源の所有者 | 所有者が自由に権限を付与・譲渡できる |
MAC(強制アクセス制御) | システム(管理者のポリシー) | 機密ラベルで一律に判定し、所有者も変更できない |
RBAC(ロールベース) | 管理者が役割に権限を割当て | 利用者には役割を与え、異動時は役割の付替えで済む |
■ 過去問での着眼点
所有者が権限を決めるDAC(任意アクセス制御)と区別します。SELinuxなどのセキュアOSが使っています。
例: 「極秘」のラベルを持つファイルは、「秘」の権限しかない利用者には、所有者が許可しても読めません。