透過性

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用語解説

分散データベースにおける透過性は、データが複数の拠点へ配置・分割・複製されていても、利用者やアプリケーションがその詳細を意識せず、一つの論理データベースとして操作できる性質です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 位置透過性はデータの格納拠点、分割透過性は表が水平・垂直に分割された方法を意識せず、論理名と同じ問合せを使える性質です。

  • 複製透過性は複数コピーの選択・更新をDBMSが扱い、利用者がどの複製へアクセスするかを指定しなくてよい性質です。

  • トランザクション透過性や障害透過性では、複数拠点の同時実行・障害処理を協調し、可能な範囲で一貫した結果を提供します。

  • 透過性を高めてもネットワーク遅延、分断、整合性方式の制約まで消えるわけではなく、運用者は配置や障害を把握して設計します。

■ 選択肢での判断ポイント

位置、分割、複製を利用者へ意識させない記述から透過性を判断します。暗号化によって内容を見えなくする『透明でない』という日常語の意味ではありません。

例: 顧客表が地域別に分割され各拠点に複製されていても、利用者はSELECTを一度実行するだけで、DBMSが必要な拠点へ問合せます。

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