データ重複の排除
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用語解説
データ重複の排除は、同じ事実を複数の場所へ不必要に保存しないようデータ構造を設計し、更新漏れによる矛盾、記憶容量の浪費、保守負担を減らすことです。関係データベースでは正規化が中心手段です。
■ 試験で押さえるポイント
重複すると一方だけを変更する更新異常、最後の行を消すと別の事実も失う削除異常、別情報がないと登録できない挿入異常が生じます。
関数従属性を調べ、第1正規形で繰返しを原子値化し、第2正規形で部分関数従属、第3正規形で推移的関数従属を分解します。
分解後は主キー・外部キーで関係を表し、必要時にJOINして復元します。無損失分解と従属性の保存を確認します。
性能向上の非正規化、可用性のための複製、バックアップなど意図的なコピーまで全て禁止する概念ではなく、目的と同期方法を管理します。
■ 選択肢での判断ポイント
正規化によって冗長な事実を分離し、更新・挿入・削除異常を防ぐ問題です。圧縮技術の重複排除や可用性目的のレプリケーションとは文脈が異なります。
例: 受注明細ごとに顧客住所を保存せず、顧客番号を外部キーとして顧客表へ一度だけ住所を保存すれば、住所変更を一行で反映できます。