情報量は、ある事象が起きたと知ったときに減る不確実さを表す量で、確率pの事象の自己情報量Iは、I=−log2p=log2(1/p)ビットで定義されます。
■ 試験で押さえるポイント
確率が小さい珍しい事象ほど情報量は大きく、確率1の確実な事象は−log21=0ビットです。確率0は起こらないため有限の情報量を割り当てません。
独立事象A、Bが同時に起きる確率はP(A)P(B)なので、−log2[P(A)P(B)]=−log2P(A)−log2P(B)となり、情報量は加算されます。
自己情報量は一つの事象の値です。情報源全体の平均情報量であるエントロピーは、各事象の情報量を生起確率で加重平均します。
対数の底が2なら単位はビット、底がeならナット、底が10ならハートレーです。FEでは通常、底2の対数を用います。
■ 選択肢での判断ポイント
式I=−log2pへ確率を代入します。等確率なn通りのうち一つを知る情報量は、p=1/nよりlog2nビットです。
例: 8通りが等確率なら一つの生起確率はp=1/8です。I=−log2(1/8)=−(−3)=3ビットとなり、三回の二者択一に相当します。