ICTとネットワーク社会

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用語解説

ICT(Information and Communication Technology)は、情報の生成・処理・保存に加え、ネットワークを通じた伝達・共有・協働までを含む情報通信技術です。ネットワーク社会では、行政、医療、金融、教育、産業などがICT基盤へ依存します。

■ 試験で押さえるポイント

  • ICTは単なる機器導入ではなく、データ、通信、サービス、業務プロセス及び利用者を含む社会技術システムとして評価します。

  • 利便性・生産性・地理的制約の軽減という効果と、障害の波及、サイバー攻撃、監視・プライバシー、偽情報、デジタル格差というリスクがあります。

  • 重要サービスでは可用性、レジリエンス、代替手段、サプライチェーン、データ主権、インシデント対応を設計します。

  • 個人データは目的、最小化、透明性、安全管理、保存期間を考慮し、接続できることと利用してよいことを区別します。

  • ネットワーク効果で価値が高まる一方、単一事業者・標準への集中や相互依存がシステミックリスクになる場合があります。

■ 過去問での着眼点

ICTの導入効果だけでなく、ネットワーク依存による障害波及・プライバシー・デジタル格差まで含めて評価します。技術導入だけで業務改革や安全性が自動的に実現するわけではありません。

例: 遠隔医療は地域格差を縮めますが、回線断時の代替手順、患者データの暗号化・アクセス制御、端末認証、委託先障害への備えが必要です。

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