IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・モバイルシステム構成要素
テレマティクス
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用語解説
通信(telecommunication)と情報処理(informatics)を組み合わせ、車両などの移動体から位置・状態データを収集し、遠隔サービスや制御に活用する仕組みです。特に自動車分野で広く使われます。
■ 試験で押さえるポイント
車載センサやECU、GNSSから得た位置、速度、燃料、故障情報などをTCU(Telematics Control Unit)が集約し、携帯網などを介してサーバやクラウドへ送ります。
車両動態・配送管理、経路案内、遠隔故障診断、事故時の緊急通報、運転特性に応じた保険、盗難追跡、ソフトウェア更新などに利用されます。
通信圏外や回線断を考慮し、車内で一時保存して再送する設計や、緊急機能を単独で継続する設計が必要です。クラウド接続を前提にしても常時通信できるとは限りません。
位置・運転履歴はプライバシー性が高く、同意、利用目的、保存期間、アクセス制御が重要です。車外からの通信経路は認証・暗号化し、安全に関わる車載制御系と適切に分離します。
■ 過去問での着眼点
車載情報と移動通信を結び付けたサービスとして判断します。単なる車内LAN、交通信号の制御だけ、GPSによる測位だけではなく、収集した情報を通信して利用する点が要点です。
例: 配送車のTCUが現在位置、走行距離、故障コードを定期送信し、運行管理システムが到着予測と整備時期を算出します。センターから新しい配送経路を車載端末へ返すこともできます。