IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・制御システムのセキュリティ評価
重要インフラのサイバーセキュリティを向上させるためのフレームワーク
更新日:
用語解説
NIST サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)は、組織がサイバーセキュリティのリスクを理解し、優先順位を付けて改善するための枠組みです。もとは重要インフラ向けでしたが、CSF 2.0は業種や規模を問わず使えます。
■ 試験で押さえるポイント
CSF 2.0の中心は、統治、識別、防御、検知、対応、復旧の6つの機能です。
統治(GOVERN)は、リスク管理の戦略、方針、役割を決め、他の5つの機能の方向を示します。
現在の状態と目標の状態(プロファイル)を比べて、改善の優先順位を決めます。
機能 | 主な活動 |
|---|---|
統治(GOVERN) | リスク管理の戦略、方針、役割と責任、サプライチェーンのリスク管理 |
識別(IDENTIFY) | 資産の管理、リスクアセスメント、改善点の把握 |
防御(PROTECT) | ID管理とアクセス制御、教育、データの保護、基盤の保護 |
検知(DETECT) | 継続的な監視、異常やイベントの分析 |
対応(RESPOND) | インシデントの管理・分析・報告・封じ込め |
復旧(RECOVER) | システムや業務の復旧、関係者への連絡 |
■ 過去問での着眼点
製品の認証や、順番に実施するチェックリストではありません。改善のための枠組みです。
例: 現在のプロファイルと目標のプロファイルを比べ、検知のためのログが足りないことを優先課題にします。