コスト要因
更新日:
用語解説
コスト要因は、リスクへの対応を経済的に判断するために考える費用の要素です。事故が起きたときの損失額と、対策の導入・運用にかかる費用を比べます。
■ 試験で押さえるポイント
損失には、復旧費用、賠償金、売上の減少、信用の低下による将来の損失などがあります。
年間予想損失額は、1回の事故の損失額 × 年間の発生頻度(発生確率)で見積もります。
対策によって減る年間予想損失額が対策の費用より大きければ、その対策は経済的に妥当です。
対策の費用には、導入費だけでなく、運用、保守、教育の費用も含めます。
項目 | 対策なし | 対策あり |
|---|---|---|
1回の事故の損失額 | 1,000万円 | 1,000万円 |
年間の発生確率 | 0.2 | 0.05 |
年間予想損失額 | 200万円 | 50万円 |
対策の年間費用 | 0円 | 80万円 |
合計 | 200万円 | 130万円(対策は妥当) |
■ 過去問での着眼点
対策の費用が、防げる損失を大きく上回る場合は、リスクの受容や移転(保険)も選択肢になります。費用と効果の比較が問われます。