監査の独立性と客観性の保持

更新日:

用語解説

監査の独立性と客観性の保持は、システム監査人が、監査の対象から独立した立場で、偏りなく判断することです。独立性には、外観上の独立性と精神上の独立性があります。

■ 試験で押さえるポイント

  • 外観上の独立性は、組織上や身分上、監査の対象と利害関係がないことです。自分が開発や運用に関わったシステムは監査しません。

  • 精神上の独立性は、公正不偏な態度を保ち、他人の意見に流されずに判断することです。

  • 客観性を保つため、監査の結論は十分かつ適切な監査証拠に基づいて導きます。

独立性

意味

損なう例

外観上の独立性

組織・身分の上で監査対象と利害関係がない

開発部門の社員が自部門のシステムを監査する

精神上の独立性

公正不偏な態度で判断する

被監査部門の意向に合わせて指摘を取り下げる

■ 過去問での着眼点

監査人が被監査部門の業務(台帳の作成、規程の制定、手続の実施など)を自ら行う選択肢は、独立性を損なうため不適切です。監査人は規程や記録を閲覧して評価します。

同じ分野の用語