IT資格用語解説基本情報技術者試験・電子メール
POP3
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用語解説
POP3(Post Office Protocol Version 3)は、利用者のメールクライアントがメールサーバ上のメールドロップへ接続し、受信メッセージを一覧・取得・削除するアプリケーション層プロトコルです。
■ 試験で押さえるポイント
セションは認証を行うAUTHORIZATION、LISTやRETRやDELEを行うTRANSACTION、QUIT後に削除を確定するUPDATEの各状態で進みます。
DELEはその場でメッセージを削除せず削除予定にし、正常にQUITしてUPDATE状態へ入ったとき削除します。異常切断なら予定削除を実行しないのが基本です。
クライアント設定で取得後もサーバへ残せるため、『POP3は必ずダウンロード直後にサーバから消す』は誤りです。ただし複数端末でフォルダ状態を同期する用途はIMAPが適します。
標準的な平文接続はTCPポート110、TLSで暗黙に保護するPOP3Sは995です。認証情報と本文を守るため暗号化を利用します。
■ 選択肢での判断ポイント
メール取出し、RETR、端末中心の管理ならPOP3です。送信するSMTP、サーバ上のフォルダと既読状態を同期するIMAPとの違いを見ます。
例: クライアントがLISTでメッセージを確認し、RETR 1で取得、DELE 1で削除予定にしてQUITするとサーバが削除を確定します。QUIT前の通信断なら削除しません。