MITB
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用語解説
MITB(Man-in-the-Browser、マンインザブラウザ)攻撃は、利用者端末のブラウザ又はその内部動作へマルウェア等が介入し、表示内容や送信データを利用者に気付かれにくい形で盗聴・改ざんする攻撃です。
■ 試験で押さえるポイント
入力フォーム、DOM、ブラウザAPI、拡張機能等を操作し、認証情報の窃取、振込先・金額の書換え、利用者へ見せる残高や完了画面の偽装を行います。
ブラウザで暗号化する前の入力又は復号後の表示を操作するため、経路を守るTLSが正常でも被害が成立します。通信経路上へ入る中間者攻撃との重要な違いです。
OS・ブラウザの更新、拡張機能の管理、EDR、アプリケーション許可リスト、最小権限で端末侵害を防ぎ、異常なDOM操作や通信も監視します。
サーバ側では送金先と金額を信頼できる別画面・別機器で確認する取引署名、リスクベース認証、取引上限、異常検知を組み合わせます。
■ 選択肢での判断ポイント
攻撃者が通信経路ではなくブラウザ内部に存在し、TLSで保護される前後のデータを改ざんする点を見分けます。
例: 利用者が正しい口座へ1万円と入力しても、ブラウザ内マルウェアが送信時に攻撃者口座へ100万円と変えれば、SMSにログイン用番号を追加するだけでは防げません。