IP スプーフィング
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用語解説
IPスプーフィングは、IPパケットの送信元IPアドレスを実際とは異なるアドレスに偽装し、別の端末から送信されたように見せる手法です。
■ 試験で押さえるポイント
送信元を隠すDoS、被害者のアドレスを送信元にする反射・増幅攻撃、送信元IPだけを信頼する古いアクセス制御の回避などに利用されます。
偽装先へ応答が返るため、応答を必要とするTCPではシーケンス番号や三者間ハンドシェイクも成立させる必要があり、単純な偽装だけで双方向通信は困難です。
境界ルータで外部から来た内部アドレスを拒否する入力フィルタと、自組織から不正な送信元を出さない出力フィルタを実施します。
IPアドレスは主体を強く証明しないため、重要な通信はTLS、IPsec、電子署名等で相手とメッセージを暗号学的に認証します。
■ 選択肢での判断ポイント
IPヘッダの送信元アドレスの偽装です。送信元MACアドレスの偽装や、DNSで名前の対応先を変える攻撃とは層と対象が異なります。
例: 攻撃者が被害者のIPを送信元にして多数の公開サーバへ要求し、応答を被害者へ集中させる反射攻撃には、通信事業者を含む送信元検証が有効です。