IT資格用語解説基本情報技術者試験・ソフトウェア統合テスト
再帰戦略(回帰戦略)
更新日:
用語解説
回帰テスト戦略は、プログラムの変更後も既存機能が壊れていないことを確かめるため、どの既存テストを、いつ、どの範囲で再実行するかを定める方針です。
■ 試験で押さえるポイント
変更箇所の依存関係、影響範囲、障害時の重大性、変更頻度、過去の欠陥、実行費用を分析してテストを選びます。
全テスト再実行は高い網羅性を得られる一方で時間と費用が大きく、影響部分を選択する方式は高速ですが分析漏れのリスクがあります。
単体・結合・システムの各層に自動テストを整備し、頻出・重要テストはCIで毎回、重い全体テストは定期的に実行するなど組み合わせます。
修正した不具合そのものが直ったかを確認する再テストと、変更による副作用を既存範囲で探す回帰テストを区別します。
■ 選択肢での判断ポイント
変更の副作用を検出する目的、全件再実行と選択的回帰のトレードオフ、再テストとの違いを押さえます。
例: 料金計算式を変更したら修正ケースを再テストし、請求・割引・税・帳票への依存を分析して関連する既存テストを回帰実行します。