IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・情報資産の重要性による分類
情報資産の機密性・完全性・可用性
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用語解説
機密性・完全性・可用性(CIA)は、情報資産の保護要求と侵害影響を評価する基本特性です。機密性は認可されない開示を防ぐこと、完全性は正確さ・完全さを保ち不正な変更を防ぐこと、可用性は認可された利用者が必要時に利用できることです。
■ 試験で押さえるポイント
機密性の影響は個人情報・営業秘密の漏えい、完全性の影響は残高・設定・ログの不正変更、可用性の影響はサービス停止や必要情報へのアクセス不能として表れます。
同じ資産でも三要素の重要度は異なります。公開情報は機密性が低くても、改ざんされれば信用を損ない、停止すれば業務へ影響します。
アクセス制御・暗号化は主に機密性、署名・MAC・変更管理は完全性、冗長化・バックアップ・DDoS対策は可用性へ寄与しますが、一つの対策が複数特性へ影響する場合があります。
バックアップは可用性・完全性の回復に役立ちますが、読める複製が増えるため機密性対策も必要です。
資産所有者は業務・法令・契約・人命・信用への影響を基に分類し、保護水準と復旧優先度を定めます。
■ 過去問での着眼点
公開情報でも完全性と可用性の重要度は高くなり得るため、公開済みだから保護不要とは判断しません。漏えいは機密性、改ざんは完全性、停止は可用性への典型的侵害です。対策が別の特性へ与える副作用も評価します。
例: 公開する災害情報は機密性要求が低くても、改ざんは避難判断を誤らせ、停止は人命へ影響するため、署名・冗長化・監視を重視します。