性能評価

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用語解説

性能評価は、想定する負荷の下でシステムが要求された応答時間、処理量、同時利用数などを満たすかを測定し、ボトルネックと余力を明らかにする活動です。平均値だけでなく、遅い要求や資源使用率も含めて判断します。

■ 試験で押さえるポイント

  • 代表指標は、応答時間又はレイテンシ、単位時間当たりの処理件数であるスループット、同時利用数、CPU・メモリ・ディスクI/O・ネットワークの使用率です。可用性や正確性は別の品質指標です。

  • 平均応答時間は一部の極端な遅延を隠すため、中央値に加えて95又は99パーセンタイルを確認します。p95が2秒なら、測定要求の95%が2秒以内に完了したという意味です。

  • ベンチマークは本番に近いデータ量、読み書き比率、同時実行数で行い、ウォームアップ後の定常状態を測ります。条件が違う測定結果を単純比較してはいけません。

  • 負荷を増やしながら測ると、飽和点以降は待ち行列により応答時間が急増します。CPUが低くてもI/O待ちやロック競合が原因になり得るため、処理時間の内訳と資源指標を対応付けます。

■ 選択肢での判断ポイント

応答時間は一件の速さ、スループットは全体の処理能力として区別します。要求仕様と同じ条件で測ったか、平均だけでなくピーク負荷やパーセンタイルを評価したかを選択肢から見ます。

例: 10,000件を50秒で処理したとき、スループットは10,000÷50=200件/秒10{,}000\div50=200\,\text{件/秒}です。ただし平均1.0秒でもp95が2.8秒なら、p95を2秒以下とする要件は未達であり、200件/秒だけでは合格と判定できません。

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