IT資格用語解説基本情報技術者試験・ネットワーク運用管理ツール
arp
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用語解説
arpコマンドは、IPv4アドレスと同一リンク上のMACアドレスの対応を保持するARPキャッシュ(近隣キャッシュ)を表示・設定する従来のコマンドです。Linuxではip neighが後継として使われます。
■ 試験で押さえるポイント
ARPは同一LAN上で、送信したいIPv4アドレスに対応するMACアドレスを問い合わせます。応答から学習した動的エントリは一定時間後に更新・削除されます。
宛先が別ネットワークにある場合、端末がARPで調べるのは遠隔サーバのMACアドレスではなく、次の転送先であるデフォルトゲートウェイのMACアドレスです。
arp -aなどで対応を確認し、静的エントリの追加・削除もできます。誤った静的対応は通信障害を招くため、変更前後の確認が必要です。
ARPはIPv4用であり、IPv6ではICMPv6を使う近隣探索プロトコル(NDP)が対応機能を担います。ARP偽装・ポイズニングへの対策には動的ARP検査などがあります。
■ 選択肢での判断ポイント
ARP=同一リンク内のIPv4からMACへの解決と覚えます。DNSの名前からIPへの解決、ルーティング表の宛先ネットワーク選択、IPv6のNDPと混同しません。
例: PCが別ネットワークのWebサーバへ送るとき、経路表で既定ゲートウェイを選び、ARPキャッシュからゲートウェイのMACアドレスを得てEthernetフレームを送ります。