IT資格用語解説基本情報技術者試験・機械・制御
オープンループ制御
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用語解説
オープンループ制御は、制御対象の実際の出力を測定して入力側へ戻さず、あらかじめ定めた操作量、時間、手順だけで対象を動かす制御方式です。開ループ制御とも呼ばれます。
■ 試験で押さえるポイント
入力から制御器、対象、出力へ一方向に信号が流れ、出力と目標値の差を使うフィードバック経路がありません。そのため構成が単純で低コストになりやすい方式です。
対象特性と外乱が予測可能なら有効ですが、負荷、温度、電源変動、個体差があると、実際の出力が目標から外れても自動補正できません。
時間指定のトースタや、周囲の明るさを測らず時刻だけで点灯する照明が例です。センサを一切使わないことが定義ではなく、制御出力を補正するフィードバックがない点が本質です。
精度を上げるには事前校正、外乱の予測補償、余裕設計が必要です。高い追従精度や未知外乱への対応が必要ならクローズドループ制御を検討します。
■ 選択肢での判断ポイント
出力を測って目標との差を戻すかどうかで判定します。単に自動運転している、決められた順序で動くというだけでは、オープンループかは決まりません。
例: ヒータを温度に関係なく10分間だけ一定電力で加熱する制御はオープンループです。室温や容器の量が変わっても、終了時温度のずれを検出して補正しません。