IT資格用語解説基本情報技術者試験・バックアップ
フルバックアップ
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用語解説
フルバックアップは、前回以降の変更有無にかかわらず、対象範囲の全データを毎回複製する方式です。バックアップ量は大きい一方、復元に必要なバックアップ集合が単純です。
■ 試験で押さえるポイント
復元時は通常、目的時点のフルバックアップ一式を読み戻せばよく、増分・差分バックアップの連鎖が不要なため手順と復元時間を抑えやすくなります。
毎回全量を読むため、保存容量、転送量、バックアップ時間、業務I/O負荷が大きくなります。重複排除や圧縮で物理使用量を減らせる場合があります。
増分は直前バックアップ以後の変更を保存し、復元にフル+全増分が必要です。差分は直前フル以後の変更を保存し、復元にフル+最新差分が必要です。
フルでも取得中の更新により不整合が起こり得るため、スナップショット、アプリケーション静止、トランザクションログを組み合わせ、復元試験を行います。
■ 選択肢での判断ポイント
取得は全量で重い、復元は単純という特徴です。増分・差分の『何を基準に変更分を取るか』と復元に必要な媒体数を区別します。
例: 日曜にフル100GBを取り、水曜時点を復元する場合、フル方式なら水曜の全量一式を使います。週次フル+日次増分なら日曜フルと月・火・水の増分が必要です。