WAV

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用語解説

WAV(Waveform Audio File Format)は、RIFF構造を用いて音声データと形式情報を格納する、Windows由来の音声コンテナ形式です。非圧縮リニアPCMが一般的ですが、他の符号化音声も格納できます。

■ 試験で押さえるポイント

  • `fmt `チャンクにコーデック、標本化周波数、ビット数、チャネル数等、`data`チャンクに音声データを格納し、追加メタデータを持てます。

  • 非圧縮PCMでは音質劣化なしに編集しやすい一方、データ量は標本化周波数×量子化ビット数×チャネル数×時間\text{標本化周波数}\times\text{量子化ビット数}\times\text{チャネル数}\times\text{時間}で大きくなります。

  • WAVはコンテナ、PCMは音声表現方式です。拡張子が.wavでも必ず非圧縮PCMとは限らず、再生側が内部コーデックへ対応する必要があります。

  • 古典的RIFFのサイズ欄により大容量制約があり、長時間・多チャネル用途ではRF64等を使う場合があります。配信用には圧縮形式が選ばれることが多いです。

■ 選択肢での判断ポイント

WAV=音声コンテナ、PCM=標本値の符号化と区別します。非圧縮PCMの容量計算はヘッダを除きPCM式を使います。

例: 48kHz、24bit、2ch、10秒のPCMをWAVへ入れると、音声本体は48,000×24×2×10÷8=2,880,000byte48{,}000\times24\times2\times10\div8=2{,}880{,}000\,\mathrm{byte}です。

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