通信サービスの料金体系

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用語解説

契約期間、回線速度、利用時間、通信データ量、接続回数などの課金要素から利用料金を決める仕組みです。代表的な月額固定料金制では一定期間の基本料金が中心となり、従量制では実際の利用量に単価を掛けた料金が中心となります。

■ 試験で押さえるポイント

  • 月額固定料金制は、契約した速度やサービス条件に対して毎月一定額を支払う方式です。通信量が増えても基本料金が変わらないため予算化しやすい一方、ほとんど利用しない月でも同額を負担します。

  • 従量制は、接続時間、送受信データ量、パケット数、通話時間又は利用回数など、契約で定めた課金単位に応じて料金が増減します。「従量」の基準が時間かデータ量かを問題文で確認します。

  • 実際の契約には、基本料金に一定量を含み、超過分だけを従量課金する二部料金制、利用量の区間ごとに単価を変える段階制、一定額を上限とする上限制などがあります。固定制と従量制だけの二択とは限りません。

  • 定額又は無制限と表示されても、一定量を超えた後の速度制限、公平利用方針、混雑時制御、対象外通信又は追加オプションが定められることがあります。料金が一定であることと、帯域・通信量が無制限であることは別です。

  • 回線速度はbit/sで表す単位時間当たりの転送能力、通信量はbyteやGBで表す期間内のデータ総量です。高速回線でも通信しなければ従量課金のデータ量は増えず、低速回線でも長時間使えば総量は大きくなります。

  • 比較では基本料金、従量単価、無料枠、上限、最低利用期間、初期費用及び想定利用量を同じ期間へそろえて総額を計算します。平均だけでなく、繁忙期や障害時の急増による最大料金も評価します。

従量料金=基本料金+課金対象利用量×単価\text{従量料金} = \text{基本料金} + \text{課金対象利用量} \times \text{単価}

■ 過去問での着眼点

固定料金制は利用量によらず一定額、従量制は時間やデータ量など契約で定めた利用実績に応じて料金が変わります。料金比較では、何を一単位として課金するか、基本料金や無料枠を含むか、上限又は速度制限があるかを確認します。定額料金と通信量・速度の無制限は同義ではない点にも注意します。

例: 固定制が月額6,000円、従量制が基本1,000円に1GB当たり500円を加える契約なら、1,000+500x=6,0001,000+500x=6,000から損益分岐はx=10x=10GBです。月10GB未満では従量制、10GB超では他の条件が同じなら固定制が安くなります。

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