バックアップによる対策

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用語解説

バックアップによる対策は、データを別の場所に複製して保存しておき、障害や攻撃で失われたときに元に戻せるようにする対策です。可用性を守る基本の対策です。

■ 試験で押さえるポイント

  • フルバックアップ、差分バックアップ、増分バックアップなどの方式があります。

  • 3-2-1ルールは、3つのコピーを、2種類の媒体に、1つは離れた場所に保管するという考え方です。

  • ランサムウェア対策として、ネットワークから切り離したり、書き換えられない形で保管したりします。

■ 過去問での着眼点

バックアップは取るだけでなく、実際に復元できるかを試験で確認することが重要です。

例: 毎日のバックアップの一部をネットワークから切り離して保管すれば、ランサムウェアに暗号化されずに済みます。

■ 復元可能性・管理権限とRPO/RTO

  • 複数の保存先を用意するだけでなく、管理資格、書込み・削除経路、媒体、保管場所を分ける。オンラインのコピーが本番と同じ権限で消せる構成は、ランサムウェアで同時に失う可能性がある。

  • 完全・差分・増分の復元に必要な世代をそろえ、暗号鍵と復元ソフトも保全する。取得の成功ログだけでなく、実際のリストアと業務データの整合性を試験する。

  • RPOに必要な取得間隔と、RTOに必要な復元速度・依存サービス・担当者を設計する。事故後は健全な時点を選び、再侵入経路を除去してから業務を再開する。

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