ハンドオーバー

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用語解説

移動中の端末が通信セッションをできるだけ維持したまま、接続先の基地局・セルや無線アクセスを切り替える処理です。セル境界を越えても通話やデータ通信を継続するために行います。

■ 試験で押さえるポイント

  • 端末や基地局が受信電力・品質などを測定し、網が切替えを判断して移動先資源を準備し、無線接続と転送経路を切り替えます。単に最強電波へ即座に接続する処理ではありません。

  • 旧接続を切ってから新接続を確立するハードハンドオーバーはbreak-before-make、複数接続を一時併用するソフトハンドオーバーはmake-before-breakです。採用方式は通信規格に依存します。

  • しきい値、ヒステリシス、一定時間の継続条件を設け、二つのセル間を頻繁に往復するピンポン現象を抑えます。切替えが遅すぎても早すぎても品質低下や失敗につながります。

  • 同一方式内の水平ハンドオーバーに対し、携帯網と無線LANなど異種アクセス間の切替えを垂直ハンドオーバーと呼ぶことがあります。切替えは完全な無瞬断を常に保証するものではありません。

■ 過去問での着眼点

通信中の接続先セル変更=ハンドオーバー、待受け中のセル選択=セル再選択、他事業者網の利用=ローミングとして区別します。

例: 走行中の端末で在圏セルAの品質が低下し、隣接セルBが一定時間良好になると、網がBの資源を確保して接続とデータ経路を切り替えます。条件を一瞬満たしただけでは切り替えません。

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