IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・モバイル通信技術
ローミング
更新日:
用語解説
契約しているホーム通信事業者のサービス区域外などで、提携する訪問先事業者のネットワークを利用して音声・データ通信を行う仕組みです。利用者は通常、元の加入者契約を保ったまま接続します。
■ 試験で押さえるポイント
訪問先網が無線アクセスを提供し、ホーム網との連携によって加入者認証、利用可否、ポリシー、課金情報を確認します。事業者間のローミング契約と技術的相互接続が前提です。
国外で他国事業者網を使う国際ローミングのほか、国内で他事業者網を利用する国内ローミングもあります。単に国境を越えたことだけを定義条件とはしません。
ローミングは『他の事業者網を利用する関係』であり、ハンドオーバーは『通信中にセルを切り替える処理』です。ローミング中にも同じ訪問先網内でハンドオーバーが起こります。
料金体系、データ上限、利用可能サービス、接続先網は契約により異なります。意図しない高額通信を防ぐため、データローミング設定や利用量通知を確認する必要があります。
■ 過去問での着眼点
ホーム網・訪問先網・事業者間連携の三点を押さえます。「基地局を移るたびにローミングする」「端末がWi-Fiへ自動接続する」という説明は不正確です。
例: 国内事業者Aの加入者が海外で提携事業者Bの基地局へ接続し、BがAと連携して加入者を認証します。利用記録は事業者間で精算され、利用者にはAの契約条件に従って請求されます。