AES(Advanced Encryption Standard)

更新日:

用語解説

AES(Advanced Encryption Standard)は、米国の標準暗号として採用された共通鍵暗号です。128ビットのブロック単位で暗号化し、鍵の長さは128、192、256ビットから選べます。

■ 試験で押さえるポイント

  • 暗号化と復号に同じ鍵を使う共通鍵暗号なので、処理が速く、大量のデータの暗号化に向いています。

  • AES-128、AES-192、AES-256の数字は鍵長を表し、ブロック長はどれも128ビットです。

  • 無線LANのWPA2・WPA3、TLS、ディスクの暗号化など、広く使われています。

  • 共通鍵を安全に相手に渡す方法(鍵配送)が課題で、TLSなどでは公開鍵暗号と組み合わせます。

方式

代表例

鍵

特徴

共通鍵暗号

AES

暗号化と復号で同じ鍵

高速。鍵の配送が課題

公開鍵暗号

RSA、楕円曲線暗号

公開鍵と秘密鍵の対

鍵の配送が容易。処理は遅い

ハッシュ関数

SHA-256

鍵を使わない

元に戻せない固定長の値を作る

■ 過去問での着眼点

AESは共通鍵暗号、RSAは公開鍵暗号、SHA-256はハッシュ関数です。「暗号化と復号で同じ鍵を使う」とあればAESを選びます。