IT資格用語解説応用情報技術者試験・システムの処理形態・利用形態・適用領域
CAP定理
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用語解説
CAP定理は、分散したデータベースなどのシステムでは、一貫性(Consistency)、可用性(Availability)、分断耐性(Partition tolerance)の3つを、同時にすべて満たすことはできず、最大で2つまでしか満たせないという定理です。
■ 試験で押さえるポイント
一貫性:どのノードから読んでも、常に最新の同じデータが得られます。
可用性:障害があっても、要求に必ず応答が返ります。
分断耐性:ネットワークが分断されても、システムが動き続けます。
組合せ | 満たさない性質 | 例 |
|---|---|---|
CA | 分断耐性 | 1台の関係データベース |
CP | 可用性 | 分断中は一部の要求を拒否してでも、データの一貫性を守る |
AP | 一貫性 | 分断中も応答を返し、データは後で一致させる(結果整合性) |
■ 過去問での着眼点
APのシステムは、可用性と分断耐性を満たし、一貫性を満たさないと判断します。多くのNoSQLは、一貫性を緩めた結果整合性をとります。
例: SNSの「いいね」の数は、ノードごとに一時的に違っていても応答を優先し(AP)、後で同じ値にそろえます。