衛星通信サービス

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用語解説

衛星通信サービスは、地上局や利用者端末から送った電波を人工衛星が受信・中継し、広い地域へ通信を提供するサービスです。地上回線を敷設しにくい海上、山間部、航空機、災害地域などを覆えます。

■ 試験で押さえるポイント

  • 静止軌道GEOは地上から約35,786kmで一基の可視範囲が広く、追尾が容易ですが伝搬遅延が大きくなります。低軌道LEOは遅延が小さい代わりに多数衛星と追尾・ハンドオーバが必要です。

  • 衛星から地上への広域同報に向き、地上設備が途絶した地域への代替経路にもできます。ただし地上局、端末電源、衛星への見通しが失われれば利用できません。

  • 周波数帯によって降雨減衰、遮蔽物、アンテナ方向、電波利用免許などの影響を受け、回線設計ではリンクバジェットと可用性を見積もります。

  • 静止衛星の最低限の伝搬遅延だけでも対話へ影響し、地上網との組合せでさらに増えます。全ての衛星通信が同じ遅延ではありません。

■ 選択肢での判断ポイント

GEO=広域・大遅延、LEO=小遅延・多数衛星という比較を押さえます。災害に強いとは地上経路を迂回できる意味で、無条件に停止しないわけではありません。

例: GEOを地上局間で一回中継する最短距離を約2×35,786=71,572km2\times35{,}786=71{,}572\,\mathrm{km}とすると、光速30万km/sでも片道伝搬だけで71,572÷300,0000.23971{,}572\div300{,}000\approx0.239\,\text{秒}です。

音声で聞く

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