IT資格用語解説基本情報技術者試験・通信サービス
IP-VPN
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用語解説
IP-VPNは、通信事業者の閉域IP網上で、契約者ごとの経路情報を論理的に分離し、複数拠点間へIPパケットを転送するレイヤ3のVPNサービスです。MPLS VPNなどが代表例です。
■ 試験で押さえるポイント
各拠点のルータを事業者網へ接続し、事業者が契約者別のVPN経路表を管理して、同じ物理基盤上の他契約者と経路を分離します。
インターネットを直接経由しない閉域性、SLA、帯域や優先クラスによるQoSを提供でき、音声・業務通信を含む多拠点接続に向きます。
経路分離は盗聴防止の暗号化と同じではありません。事業者内部や端点を含む脅威へ機密性が必要ならIPsecなどを追加します。
IPプロトコルをL3で扱うため、広域Ethernetより利用者側の経路運用を事業者へ任せやすい一方、非IPフレームの透過や独自L2制御はできません。
■ 選択肢での判断ポイント
事業者閉域網、L3、契約者別経路、QoSならIP-VPNです。インターネットVPNのように暗号化が必須、又は広域EthernetのようにL2透過という説明は誤りです。
例: 本社・20支社のルータが事業者MPLS網へ接続し、事業者がA社専用のVPN経路表で各拠点プレフィックスを交換します。重要通信はさらにIPsecで暗号化できます。