IT資格用語解説基本情報技術者試験・モバイルシステム
VoLTE
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用語解説
VoLTE(Voice over LTE)は、LTEのパケット通信網とIMS(IP Multimedia Subsystem)を用いて音声通話を提供する方式です。音声をIPパケットで運びながら、電話番号、呼制御、QoS、他網接続を実現します。
■ 試験で押さえるポイント
IMS上のSIPで発呼、着呼、応答、切断などを制御し、確立後の音声はコーデックで符号化してRTP系パケットとして転送します。
音声用ベアラへQoSを設定して遅延・ジッタ・損失を抑え、広帯域コーデックを利用すれば従来の狭帯域電話より高音質なHD Voiceを提供できます。
通話中もLTEデータ通信を併用しやすく、3Gへの回線切替えを減らして呼設定を短縮できます。ただし端末、事業者間接続、電波状況が対応している必要があります。
LTEエリアを離れると通話を旧世代網へ引き継ぐSRVCCなどを使う場合があります。VoLTEは一般のVoIP技術を携帯網の電話サービス要件へ統合したものです。
■ 選択肢での判断ポイント
IMS・SIP=呼制御、RTP=音声、QoSベアラ=品質確保という構成を押さえます。単に通話アプリがLTEデータを使うだけでは事業者のVoLTEとは限りません。
例: 発信端末がIMSへSIP INVITEを送り、相手とのコーデックを合意後、音声RTPを優先ベアラで送ります。通話中も同じLTE上でWeb通信を継続できます。