IT資格用語解説基本情報技術者試験・システム化計画の立案
プロジェクトスコープのクリープ
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用語解説
プロジェクトスコープのクリープは、正式な変更管理を経ないまま、小さな要求追加や仕様拡張が積み重なってプロジェクト範囲が拡大する現象です。
■ 試験で押さえるポイント
顧客への善意による追加、曖昧な要件、口頭依頼、成果物境界の不明確さ、変更手続の省略などが原因になります。
追加作業に対応する予算・期間・資源が承認されないため、遅延、費用超過、品質低下、チーム疲弊を招きます。
スコープ規定書、WBS、受入基準で境界を明確にし、全ての変更要求を記録して影響分析と承認に通すことで防ぎます。
事業価値のある変更そのものを拒否する概念ではなく、承認された変更としてベースライン・予算・日程を整合させれば管理された変更です。
■ 選択肢での判断ポイント
問題は『範囲が変わること』ではなく『正式な変更管理なしに拡大すること』です。承認済み変更と区別します。
例: 顧客の『この項目も少し追加して』を影響評価せず毎回実装し、納期だけ据え置くとスコープクリープになります。