広域Ethernet

更新日:

用語解説

通信事業者のネットワークを介して離れた拠点のLANをEthernetフレーム単位で接続するレイヤ2の広域サービスです。契約拠点を一つのLAN又は複数の仮想LANのように扱えます。

■ 試験で押さえるポイント

  • 利用者は自社のIPアドレス体系とルーティングを設計でき、事業者はMACアドレスやVLAN識別子などに基づきフレームを契約拠点間へ転送します。

  • IP以外もEthernetフレームとして運べる柔軟性がありますが、フレーム種別、MTU、VLAN数、制御プロトコル透過性はサービス仕様の制限を受けます。

  • 拠点間が同じブロードキャストドメインになる構成では、ブロードキャスト量、L2ループ、障害波及が広域化します。VLAN分割とSTP設計が重要です。

  • IP-VPNは事業者がL3で経路を分離・転送し、広域EthernetはL2接続を提供します。どちらも閉域サービスですが、利用者と事業者のルーティング責任が異なります。

■ 過去問での着眼点

Ethernetフレーム、L2、自由なIP設計なら広域Ethernet、IPパケット、L3、事業者による経路交換ならIP-VPNです。

例: 本社・工場・倉庫を同じVLAN100のEthernetサービスへ接続すると、各拠点のルータやスイッチは事業者網を一つのL2区間として利用できます。

音声で聞く

同じ分野の用語