IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・伝送方式と回線
通信方向(単方向・半二重・全二重)
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用語解説
単方向・半二重・全二重は、二つの通信主体がデータを送れる向きと、双方向を同時に使えるかで分類する通信形態です。単方向は一方向だけ、半二重は双方向だが同時送信不可、全二重は双方向を同時に送信できます。
■ 試験で押さえるポイント
単方向では送信側と受信側の役割が固定されます。放送は代表例ですが、受信確認を別経路で返す構成はシステム全体として別途評価します。
半二重では同じ媒体を交互に利用するため、送信権の制御や待ち時間が必要です。トランシーバーが典型例です。
全二重では送受信を同時に行えます。スイッチ接続のEthernetは通常全二重で、共有媒体の衝突検出を前提としません。
通信方向とコネクション型・コネクションレス型、同期・非同期、ユニキャスト・ブロードキャストは別の分類軸です。
■ 過去問での着眼点
半二重は双方向通信が可能ですが同時送受信はできず、全二重は同時送受信できます。向きの数と同時性を分けて判断します。現在のスイッチ接続EthernetをCSMA/CD前提の半二重と決め付けないことにも注意します。
例: 一方が送信中は他方が待つ無線機は半二重、通話中に双方が同時に話せる電話は全二重です。