IT資格用語解説基本情報技術者試験・同時実行制御(排他制御)
コールドスタート
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用語解説
コールドスタートは、停止前の実行状態を引き継がず、ハードウェアやシステムを初期状態から起動する方式です。初期プログラムロード(IPL)とも呼ばれ、保存状態を利用するウォームスタートと対比されます。
■ 試験で押さえるポイント
主記憶上の状態、処理中要求、セションなどを破棄し、構成定義や初期データから環境を作り直します。以前のチェックポイントを使った継続再開を前提にしません。
ウォームスタートで使う状態情報が利用不能な場合や、構成を完全に初期化したい場合に選びます。復旧時間は長くなり、未保存の実行状態は失われます。
DB媒体が破損している場合は、コールドスタートという起動方式とは別に、バックアップのリストアと保存ログのロールフォワードが必要になることがあります。
コールドという語は装置温度や電源断時間を意味しません。試験では『初期状態に戻す』『更新前・更新後情報による前処理を行わない』『IPL』が手掛かりです。
■ 選択肢での判断ポイント
初期プログラムロードによって初期状態から再開するのがコールドスタートです。ログで更新を取消すロールバック、ログを再適用するロールフォワードとは処理の分類が異なります。
例: 障害後に前回の実行キューやセションを復元せず、OSと業務システムを構成ファイルから初期化して新規に受付を始めるのがコールドスタートです。