IT資格用語解説基本情報技術者試験・同時実行制御(排他制御)
ジャーナルファイル(ログファイル)
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用語解説
ジャーナルファイル(ログファイル)は、DBの更新内容、トランザクション境界、制御情報などを発生順に記録し、取消しと障害回復に使う永続的な履歴です。更新前イメージはUNDO、更新後情報はREDOに利用します。
■ 試験で押さえるポイント
ログにはトランザクションID、対象、更新前後の値又は再実行情報、BEGIN、COMMIT、ROLLBACK、チェックポイントなどを順序付きで記録します。
WALでは、データページをディスクへ書く前に、その変更を復元できるログを先に安定記憶へ書きます。これにより未反映の確定更新を障害後にREDOできます。
未完了トランザクションの更新は更新前情報からUNDOし、確定済みだがデータファイルへ未反映の更新は更新後ログからREDOします。
ログは更新履歴であり、完全なデータの写しであるバックアップとは異なります。媒体障害から戻すにはバックアップと、それ以降の保存ログを組み合わせます。
■ 選択肢での判断ポイント
更新前=UNDO、更新後=REDO、ログ先行書込みという対応を押さえます。ログだけを任意時点の完全バックアップとする説明は誤りです。
例: 残高100から80への更新なら、Tx番号、対象口座、before=100、after=80を記録します。未コミット障害なら100へUNDOし、コミット済みでデータ未反映なら80へREDOします。