IT資格用語解説基本情報技術者試験・システム化計画の立案
ファストトラッキング
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用語解説
ファストトラッキングは、本来は順次行う作業の依存関係を見直し、先行作業が完全に終わる前に後続作業を開始して一部を並行させるスケジュール短縮技法です。
■ 試験で押さえるポイント
設計完了後に実装する計画を、確定した部分から実装開始するなど、FS関係へリードを設けて作業期間を重ねます。
追加費用が主手段のクラッシングと異なり、作業順序の重複が主手段ですが、調整負担や手戻りによって結果的に費用が増える場合があります。
先行成果が変わると後続作業の修正・廃棄が生じ、品質低下、再作業、コミュニケーション増大のリスクがあります。依存関係を無視してよい技法ではありません。
全体期間を短縮するにはクリティカルパス上の重複可能な作業へ適用し、変更可能性と短縮効果を比較して段階的に行います。
■ 選択肢での判断ポイント
通常は順番の作業を重ねることと、手戻りリスク増大が決め手です。人員・費用を追加するクラッシングとの違いを問われます。
例: 全画面の設計完了を待たず、承認済み画面から実装を始めて設計と実装を5日重ねます。未確定画面が変われば実装手戻りが発生します。