IT資格用語解説基本情報技術者試験・システム設計
クラウドサービスモデル(IaaS・PaaS・SaaS)
更新日:
用語解説
IaaS・PaaS・SaaSは、クラウド事業者が管理する範囲を、インフラ、アプリ実行基盤、完成済みアプリケーションへ段階的に広げた代表的なサービスモデルです。
■ 試験で押さえるポイント
IaaSは仮想マシン、ネットワーク、ストレージ等を提供し、利用者がOS、ミドルウェア、アプリ、データを管理します。
PaaSはOS、ランタイム、DB等の実行基盤まで提供し、利用者は主にアプリケーションコード、設定、データを管理します。
SaaSは完成したアプリケーションをサービスとして提供し、利用者はアカウント、権限、設定、投入データ、利用方法を管理します。
SaaSほど運用範囲は小さくなりますが、責任がゼロになるわけではありません。どのモデルでもデータ分類、アクセス管理、設定、契約上の責任分界を確認します。
■ 選択肢での判断ポイント
IaaSはインフラ、PaaSは実行基盤、SaaSは完成アプリまで事業者の管理範囲が広がります。利用者がOSを管理するのは通常IaaSという責任分界で見分けます。
例: 仮想サーバへ自分でOSを導入するのはIaaS、コードをデプロイするだけの実行環境はPaaS、ブラウザで使うメールサービスはSaaSの例です。