フェールセーフ

更新日:

用語解説

フェールセーフは、機器やシステムが故障したとき、人や環境への危害を防ぐことを優先して、あらかじめ決めた安全な状態に移す設計です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 安全な状態は停止とは限らず、対象によって、弁を開く、信号を停止表示にするなどさまざまです。

  • 電源が切れたときにも自然に安全な状態になる構造を使います。

  • 故障しても機能を続けるフォールトトレランスや、機能を縮小して続けるフェールソフトとは目的が異なります。

考え方

目的

例

フェールセーフ

故障時に安全側の状態にする

電源が切れると信号が停止表示になる

フェールソフト

機能を縮小してでも動作を続ける

一部の装置が故障しても縮退運転する

フォールトトレランス

故障しても機能を維持する

装置を二重化して切り替える

フールプルーフ

人の誤操作を防ぐ

扉を閉めないと加熱できない電子レンジ

フォールトアボイダンス

故障そのものを起こりにくくする

高品質な部品、予防保守

■ 選択肢での判断ポイント

安全側に移す事例を選び、フールプルーフやフェールソフトと区別します。

例: 鉄道信号の制御電源が切れたとき、停止の表示になる設計です。

音声で聞く

同じ分野の用語