リスクアプローチ

更新日:

用語解説

リスクアプローチは、監査対象に存在するリスクを識別・評価し、重要なリスクとそれに対応する統制へ監査資源を重点配分して、監査計画と手続を決める考え方です。

■ 試験で押さえるポイント

  • 事業への影響、発生可能性、統制の設計・運用状況を踏まえ、重点領域、時期、サンプル数、手続の深さを決めます。

  • 全項目を同じ密度で確認するのではなく、重要リスクには強い証拠を求め、低リスク領域は合理的に縮小します。

  • 固有リスクと統制後の残存リスクを考慮し、統制が弱い又は変化が大きい領域ほど発見リスクを下げる手続を行います。

  • 低リスクを無視することではなく、監査中に得た新情報や障害・変更に応じて評価と計画を更新します。

■ 選択肢での判断ポイント

リスクの高い領域へ重点的に監査資源を割り当てる考え方を選び、全項目の一律・全件確認と区別します。

例: 公開サービスの特権ID管理を高リスクと評価して詳細テストを増やし、変更の少ない閲覧用端末は標本確認とします。

音声で聞く

同じ分野の用語