IT資格用語解説基本情報技術者試験・事業戦略
基本戦略 (コストリーダーシップ戦略、差別化戦略、集中戦略)
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用語解説
ポーターの基本戦略は、競争優位の源泉を低コスト又は独自性、競争範囲を広い市場又は特定市場として、コストリーダーシップ、差別化、集中のいずれかで優位を築く考え方です。
■ 試験で押さえるポイント
コストリーダーシップは業界の広い範囲で最低水準のコスト構造を築き、低価格又は同価格で高い利益を実現します。値下げだけではありません。
差別化は品質、機能、ブランド、サービスなど顧客が価値を認める独自性を作り、価格プレミアムや選好を得ます。単なる違いでは足りません。
集中戦略は特定の顧客、地域、製品など狭い市場へ資源を集中し、その範囲でコスト優位又は差別化優位を狙います。
低コストと差別化のどちらも中途半端で明確な価値を持てない状態を「中途半端」と警戒しますが、活動が整合すれば両立を図る事業もあります。
■ 選択肢での判断ポイント
広い市場×低コスト、広い市場×差別化、狭い市場×コスト又は差別化を対応付けます。集中戦略は単に企業規模が小さいという意味ではありません。
例: 全市場へ標準品を効率生産するのはコストリーダーシップ、高機能品を広く売るのは差別化、高齢者向け補聴器だけへ専門サービスを集中するのは集中戦略です。