IT資格用語解説情報処理安全確保支援士試験・アプリケーション層のプロトコル
HTTP/2とHTTP/3
更新日:
用語解説
HTTP/2は一つのTCP接続上で複数ストリームを多重化し、HTTP/3はUDP上のQUICを使ってストリーム単位の転送と接続確立を改善したHTTPです。
■ 試験で押さえるポイント
HTTP/2はバイナリフレーミング、ストリーム多重化、HPACKヘッダー圧縮等により、多数の要求を一接続で効率よく処理します。
HTTP/2でも下位のTCPでパケット損失が起きると、受信順序がそろうまで接続上の他ストリームも待つトランスポート層のHOLブロッキングがあります。
HTTP/3のQUICはストリームごとに損失を扱い、一ストリームの損失が他ストリームを止めにくくし、TLS 1.3を統合して接続確立を短縮します。
HTTPのメソッド、状態コード、意味は各版で共通し、版の違いは主に転送方式です。HTTP/3はUDPを使っても信頼性制御をQUICが提供します。
■ 過去問での着眼点
HTTP/2はTCP上の多重化、HTTP/3はUDP上のQUICで独立ストリームを実現します。HTTP/3がUDPを使うから信頼性がない、は誤りです。
例: HTTP/2で一つのTCPパケットが失われると複数ストリームが待ち得ますが、HTTP/3では影響を該当QUICストリームへ限定しやすくなります。