Automatic MDI/MDI-X
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用語解説
(Auto MDI-X)は、ツイストペアEthernetの送信対と受信対の接続関係をポートが自動判定し、必要なら内部で入れ替える機能です。相手機器がMDIかMDI-Xかにかかわらず、通常のストレートケーブル又はクロスケーブルでリンクを確立しやすくします。
■ 試験で押さえるポイント
10BASE-T/100BASE-TXのMDIポートでは代表的に1・2番ピン側と3・6番ピン側を送受信に使い、MDI-Xポートはその役割を交差させます。従来はPC・ルータ等のMDIとハブ・スイッチ等のMDI-Xをストレートで、同種ポート同士をクロスで接続しました。
Auto MDI-Xはリンクパルス等から対向との接続を判定し、送受信対を論理的に切り替えます。少なくとも片側が正しく対応していればケーブル種別への依存を減らせますが、機器・設定・規格によって動作条件は異なります。
1000BASE-T以降は4対を双方向に使用するため、10/100Mbit/s時代の固定した送信対・受信対という説明をそのまま適用できません。現行機器では自動判定が一般的でも、古い機器や固定設定との接続では仕様を確認します。
Auto MDI-Xとオートネゴシエーションは関連して実装されることがありますが、機能は別です。前者は対の接続関係、後者は対応速度、duplex及び一部能力を交換して動作モードを決めます。
この機能は、断線、誤ったピン配列、カテゴリ不足、過大な配線長、接触不良又は雑音を修復しません。リンクしない場合は自動判定の有無だけでなく、全対の導通、結線、規格、速度設定及びリンク状態を確認します。
試験でストレート/クロスを選ぶ問題では、接続するポート種別とAuto MDI-Xの有無が明示されているかを確認します。Auto MDI-Xが無効又は非対応という前提なら、従来のMDI/MDI-Xの組合せに従います。
■ 過去問での着眼点
Auto MDI-XはMDIとMDI-Xの送受信対を自動的に判定・切替えし、ストレートとクロスの使い分けを不要にする機能です。速度やduplexを決めるオートネゴシエーション、ケーブル障害を検出・修復する機能とは区別します。Auto MDI-Xは送受信対、オートネゴシエーションは通信能力を扱います。
例: Auto MDI-Xのない100BASE-TX対応PC同士を直接つなぐ場合は送信対と受信対を交差するクロスケーブルが必要です。一方のポートがAuto MDI-X対応なら、ストレートケーブルでも内部切替えによってリンクできる構成があります。