リスクの評価と対応
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用語解説
内部統制の基本的要素の一つであるリスクの評価と対応は、組織の目的の達成を妨げるリスクを識別・分析・評価し、そのリスクへの適切な対応を選ぶことです。
■ 試験で押さえるポイント
リスクを全社、業務プロセスなどの単位で洗い出し、発生の可能性と影響の大きさで評価します。
対応には、回避、低減、移転、受容があります。
保険を掛けてリスクによる損失を移すことは、リスクの評価と対応の例です。
基本的要素 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
統制環境 | 組織の気風を決め、他の要素の基盤となる | 経営者の方針・倫理観、組織構造 |
リスクの評価と対応 | 目的の達成を妨げるリスクを識別・評価して対応を選ぶ | リスクの洗い出し、保険の契約 |
統制活動 | 経営者の命令や指示が実行されるための方針と手続 | 職務の分離、承認、照合 |
情報と伝達 | 必要な情報を識別・把握・処理し、組織の内外へ正しく伝える | 報告経路、内部通報制度 |
モニタリング | 内部統制が有効に機能しているかを継続的に評価する | 内部監査、日常の点検 |
ITへの対応 | ITを適切に利用し、ITに対して適切に対応する | IT全般統制、IT業務処理統制 |
■ 過去問での着眼点
金融庁の基準による6つの基本的要素の区別が問われます。保険契約は「リスクの評価と対応」、職務の分離は「統制活動」、内部監査は「モニタリング」です。